ホシノアカリ ー水瓶ー

小説を書いています。日常や制作風景などを発信します。

だ(たい)せいのキス

weeks are wakes my weakness

セルフネグレクト

「セルフネグレクト」 某動画サイトでセルフネグレクトの取材が配信されている。 取材を受けた男性は非常にハキハキとした調子で応対していた。 まさか精神的に病んでいるとか、生活に困窮しているとか、そんな様子は一切伺わせないような余裕のある話っぷり…

from界to世

界から

鯨肉

「鯨肉」 暖色蛍光灯の下でも血は黒々としていた。 その電球から発せられる光の下では、すべてが柔らかい輪郭を帯びたのに。 手術室のような白明りで満ちるスーパーマーケットにあった時と何ら変わりのない質感を帯びていた。 黒が 赤を 帯びている 逆さにし…

さようならは五枚の蓋

Grey be like Blue at the morning.

すべにともなう

人間人にゃー

バイパス

道が人を歩いても、道は道のままで人は人のまま

インナーブルー

インナーブルー 黄色の服を着るようになったのは光を感じるから。 陽気なイエローにわたしは少しばかりのインクを落としてそれを暗く彩る。 勝手ながら『ロジックイエロー』と命名して、気に入っている。 イエローには思考が開けるような視覚的作用があり、…

思い出しづらくなったこと

「思い出しづらくなったこと」 夢や希望などといったものを思い出すには、過去へ立ち返る必要がある。 自身の生い立ち、成してきたこと、出会った人々。 それらを思い出しては、それらを「無駄にはできない」と思い直す。 「It can’t be for nothing」 「無…

わらう太陽

萎れた布団から。

自粛は救いではない

緊急事態宣言が発令されてから、二日後の朝。 颯佑、夜勤の仕事には、今日も行かなかった。 最早咎められることもなくなった、無断欠勤である。 要因はなんでもなく。 本当になんでもないものだ。 十代の時より抱えている偏頭痛が起きたわけでもないし、風邪…

『LIVE』な音

今日もトイレは水を流す。 それが肌を叩く。

限界が近い

胎児はその肌で「生」を受けたと感じた瞬間、産声を上げる。

ゲイン、それすなわち顔

ゲイン 新しいワイヤレスキーボードを購入した。ロジクール社のコンパクトサイズの製品で、後にiPadを購入する予定があるのと、現在執筆用に使用しているノートパソコンの「I」が強く押し込まなければ反応しないという症状を見せたための買い物だった。 最近…

火を飲むー子供の頃は冷たいものばかり飲んでいた

あたたかいものってなに?

「死にたい」と言う薬の服用方法

「死にたい」と言うと楽になる。 薬の説明書。

そろそろ次の記事を投稿しませんか?

そろそろ次の記事を投稿しませんか? はてなブログ運営からメールが届いた。 わたしは、ブログに何かあったのか、と思った。 コメントがついているけれど未確認だから確認しましょう、とか。 しかし、コメントなどついていないのだ。 それもそのはず、わたし…

西村賢太にはなれない。

西村賢太にはなれない。 そういうことを目指していた。 そうすることを企んでいた。 私小説のような試みだ。 彼の本を読む以前に、川端康成をはじめとした文豪たちや、オーストラリアの写真家、Nirrmi FirebraceのブログやSNS運営を見て、同じようなことがで…

ガジュマルの木の鼓動

ガジュマルってポケモンみたい。

誰かとの暮らし

誰かとの暮らし いままでは、それがパキラの木であったりした。 母子家庭で生まれ育ったわたしは、「通常な家庭」や「通常の母子家庭」よりも孤独感を伴う時間を多く過ごした。 一人っ子ではない。 五つ上の姉がいる。 そんなわたしが「孤独感」などというと…

消化はまだ続いている

おかゆ

家を出た

sin seikatsu

ターニングポイント

ここがターニングポイントのようだ。 母はよく泣く。

下の名前で呼ばれるということ

さいころじすとにわらわれそうなないよう。

【近況】きっと皆いつか死ぬことを忘れているのだ

愚痴っぽいので、完全身内向け、もしくは未来の読者向けです。みんなわたしの身内になるのだから。

他人の人生が気になることなど滅多にない

「個人」でなくなることは想像以上に孤独感を伴うのかもしれない。 きっかけは大好きなフォロワーさんとのやりとり。

泣きじゃくりながら書いた、余命十日になったらすること。

ぼーっと診断サイトで遊んでいる時とき。 『余命十日になったあなたがすることは?』という質問があった。

そして健全に、恋人を殺したくなるということ

恋人の裸。 愛撫のために、その身体に触れることはない。 しかし、穴を掘るのに地面を触れないというのはありうるだろうか? 愛撫するのに、身体には触れない。 穴は掘るのに、地面には触れない。 私は、体には愛撫など要らないのだと思うし、それは地面にと…

「二十歳になる年・春」

最近の自分はというと、ひどく湿っぽい。 そして、そういう時間は気が付けば蒸発している水たまりのような具合で過ぎていく。 そういう日々を過ごしている。 あさ起床と共に、まだ顔さえ見ない恋人を想像して、抱き寄せる。 薄い肩の骨を感じながら、吐息を…

青いタマ・執筆状況

青いタマの執筆状況は難航しています。 これは物語が描けないというのではなく、単純に私の不足なのです。 とはいえ、どこから拾ってこられるかというと、そうではない。 結果的にはウンウンと頭をこねくり、悩ましながら解決策を見つけていくしかないようで…